小学生のY君は、ミニチュア電車を走らせたり相撲が大好き。
そのY君が先日、大好きなお店屋さんごっこに誘ってくれました。
机の上に色々なアイスクリームを並べて、お客の私を連れて行きイスを出して座らせると、手振りをつけながら
「いらっしゃい!」
10種類くらいのアイスを手差しして
「どれにしますか?」
まだ発音が所々たどたどしいのですが、店員になりきって演じていました。
私は、子ども達との活のあることばのやりとりをとっても大切だと感じています。
子どもによっては、少し難しいことばや何にしようかと迷ったしぐさのことばを使います。
「ピンクの桃のアイスある?」と聞くと、
「どれかな?」と探してくれます。
「チョコがおいしそう!」
「冷たいアイスだね」
「あまいかな?」
色々なことばが飛び交うなかでも「~ください」と話しかけると応えようと一生懸命思案してくれます。
「おいくらですか?」と聞くと、
「⚪⚪円です」と応え、お金を払うとお金をボックスにしまっていました。
S君は、お客さん役より店員さん役の方が好きですね。

お店屋さんごっこは、商品が違ったり活のやりとりがその時々で違うので、相手との心のキャッチボールが育ちます。
キャッチボールをしながら、立場を替えたり語彙を広げたりしています。
ことばの世界が広がり、発音もはっきりしてきています。

普段の生活の中でも、買い物の仕方やそこにいる人と人とのやりとりをたくさん学んでいます。
その体験をもう一度自分なりにかみ砕き、自分のものにしていっているんですね!
生活の中でのあり方に関心を向け、自分なりのやり方で自分のものにしていっている姿は、やがて「お話」の世界を味わうことに繋り、そのことが一層現実の生活を自分なりに切り拓く力になっていくと思います。
ぜひ、お買い物などの体験を大切にしてください。
(色々と大変さが出るかと思いますが…)

                                児童発達支援管理責任者

宮澤 正美