新年に入り「薮入り」(16日)、「大寒」(20日)が過ぎようとしています。

本格的な寒さはいよいよこれからですが、

日中は穏やかで暖かな日もあり「陽だまり」を感じます。

もなかの子ども達が今日も逞しく、元気な笑顔で活動を楽しんでいることは、何より嬉しいです。

 

もなかでは、生活(ルールやマナー等)や

「遊び」(自由遊びや課題遊び<異年齢><集団遊び>等)等を大切にしています。

先日は、A君との狼のお面を使った遊びをする中で、

遊びを通して成長、発達にチャレンジしている様子を垣間見て、とても嬉しく思いました。

 

狼のお面を仲介に遊びの世界の広がりと内面的な世界を育む

 

A君(放デイ)は、未だ集団的な活動は中心的な課題ではないが、

大人との1対1を中心にして、大人の支えがあれば他の友達との関わりを楽しむ事ができます。

 

A 君が私(宮澤)に近付いて来て、私に赤い舌を出した狼のお面をかぶるように出し、

A君も手に持ったお面を自分でかぶってお面のゴムを耳に掛け始めた。

私が、「狼だー、食べちゃうぞー」と言って食べようすると、大急ぎで逃げ始める。

逃げ回って、テーブルの下に隠れる。

お面の赤い舌で「舐めるぞー」に、背中を丸める。

隠れながらも、お面をかぶる私(狼のお面)に戦々恐々。

A 君とは暫く逃げる、追いかける、を繰り返し、時々、A君は振り返る。

A 君は、お面をかぶることによって狼の役になり、狼の役が私に変わると自分と狼の遣り取りを楽しむ事ができていたように思います。

 

人との関わりを広げる手段として、狼のお面を媒介にして普段の私と違う関わりを楽しんでいて、

役を楽しむ、役になりきる「ごっこ遊び」も活動のひとつとしてよい機会だと思いました。

普段の生活や活動の一場面を切り取ってみると、子ども達の一人ひとりが成長、発達の姿や課題を私たちに示しています。

児童発達支援管理責任者

宮澤 正美